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 管理人が書きためている作品の数々。楽しんでいただければ幸いです。
 新旧順不同。更新したものには*がつきます。

   完結小説  /  連載小説                       


 『薬草園の魔女の弟子』
 
 (2005/09/27本編完結 番外編完結)
 「復讐のために乾いた青年の胸に、少女の温かな血の雨が降りかかる」――
薬草園の魔女≠ノ弟がさらわれてから五年が経った。弟を探しながらまじない師を営むアーレインはある日、貴族風の身なりの青年を介抱する。しかし青年の過去を知ってしまったアーレインは、彼の復讐劇に協力させられることに。不老不死の神話の魔女と、皇王への復讐をめぐる、やや重厚な西欧風ファンタジー。

 『シビル・オブ・ディラン』
 
 (2005/10/2 完結 番外編完結)
 「豪奢な部屋、人々からの賛美、少年の甘やかな囁き。
 ……少女は、それらすべてを拒絶した」――
図書委員長の紹子は、夏休みの書架整理のために学校へ向かう途中、異界へと連れ去られる。彼女は生きる為に、きらびやかな待遇に片っ端から反発してゆく。たぶん王道ではない、異世界召喚シリアスファンタジー。


 『人魚姫の騎士』(調整中)
 ('06/12/26〜'07/04/16 完結)
 「私は聖杯を手に入れて、必ずここにもどってくる。大切なルカの命に賭けて約束するわ」
奇妙な薬を飲んだために人魚の姿になってしまった友人ルカをもとにもどすためにミナが飛び込んだ世界には、陰謀と独裁が渦巻いていた。首都から逃れ離宮で暮らしていた王子ヴァンドールに助けられたミナは、ヴァンドール曰く彼を救う「予言の娘」なのだと聞かされる。陰謀と予言、人魚の肉とユニコーンの聖杯をめぐる異世界召喚ファンタジー。

 『あじさい森のカジカ』(調整中)
  ('06/04/08完結)
 「死なせたくないから、僕は絶対手をはなさない。だから絶対に大丈夫なんだ」――
ショッピングモールに家族で買い物に来た吉子は、行方不明になった弟を探す途中、一軒のお菓子の店に迷い込む。しかしその店はガマガエル姿の王女が支配する城であり、吉子は塔に囚われてしまった。おとぎ話のモチーフを詰め込んだ、児童文学ファンタジー。

 『眠れぬ夜のお伽話』(調整中)
  (2005夏 完結)
 「そして願わくば、わたくしめに祝福のキスを」――
熱帯夜。寝苦しさに眠れないなつみのもとを訪れたのは、時代遅れな舞台俳優のような派手な衣装を身につけた一人の青年だった。シェヘラザードと名乗る青年は毎晩やってきては、物語を途中まで話して帰ってゆく。短編小説を織り込んで綴る、現代とファンタジーが交錯する「身代わりの呪い」の物語。



      




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